いけりり★ネットワークサービスはパケットキャプチャ技術を中心としてネットワークとセキュリティに関わるコンサルティング、SI(system integration)、設計、構築、および教育、出版を行っている。
製品としては、USB接続のオシロスコープWi-Spyシリーズ、無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n)対応のパケットキャプチャドングルAirPcapシリーズ、フルレートノンサンプリングのGigaPcap、数テラクラスのpcapを分析できるPilotシリーズをはじめとして、pcap(packet capture)技術を取り扱っている。
「当社は、“見えない電波の見える化”を、お手軽な機器で提供し、そしてコンサルティングから設計、構築、および教育、出版まで一貫したサービスを提供する会社です」と竹下 恵社長は話している。
CEATEC JAPANでは、これらの製品の展示と同時にブース内で、WiSpyによるスペクトラム解析の実演などにより、ブース周辺の無線の電波状況を解析し、トラブルシューティングやサイトサーベイを行うイベントを実施する。
CEATEC JAPANで展示される注目すべき技術とデモンストレーション
いちおし製品は、全ての電波状況を把握するAirPcap+Wispy。
いけりり★ネットワークサービスの、いちおし製品はAirPcap+Wispy。本製品はUSBスペクトラムアナライザWiSpyとパケットキャプチャドングルAirPcapシリーズを組み合わせて、すべてのレイヤーに対応する無線Lan、Bluetooth、USB、ZigBeeの電波状況を把握し、トラブルシューティングの解決策を提示できるツール。
また、豊富なパケットキャプチャ関連技術のもと、保守やサポートも行っている。
USB接続型の2.4GHz/5GHzに対応した
スペクトラムアナライザ、Wispyシリーズ。
Wispyシリーズは、Windowsで動作するUSB接続型の2.4GHz/5GHzに対応したスペクトラムアナライザ。PCにChanalyzerrというソフトウエアを導入することで、簡単に電波状況を可視化することができ、無線LAN環境の調査やトラブルシューティングに活用することができる。
それまで利用していた大きなハンディ型のアナログ計測機器を持ち歩かないで済むだけでなく、PCを利用してデータを活用できる。AirPcapシリーズやEkahau等のサイトサーベイツールと併用して、さらに活用範囲が拡げることができる。
AirPcapシリーズ
AirPcapは、USBポートに挿入するだけで、WindowsOSで簡単に無線LAN(IEEE802.11)のパケットキャプチャを行えるドングル型の機器。通常、無線LANでパケットをpcap形式で取得するには、無線KANカードをモニターモードに設定する必要があり、特別なNICやLinux等の環境を整える必要があった。また、無線LANの分析ツールは通常数十万円もする高価な製品が主流だったが、AirPcapを用いることで、簡単にWindowsで無線LANのパケットキャプチャや分析を行うことができる。
いけりり★ネットワークサービス・ブース内で行われるイベント
■Wispyによるスペクトラム解析の実演
10月5日~10月8日。WiSpyシリーズを用いることにより、実際に幕張メッセの自社ブース周辺の無線の電波状況を解析し、トラブルシューティングやサイトサーベイの実演。
■AirPcapによる無線LANパケットキャプチャの実演
10月5日~10月8日。AirPcapシリーズを用いることにより、実際に幕張メッセの自社ブース周辺の無線LANフレームを取得して、IEEE802.11フレームのパケットキャプチャとダンプ解析を行う。 |