パケットキャプチャを活用したプロトコルデバッグサービス
(アプリケーションデバッグサービス)
IoTの進展により、さまざまなデバイスやアプリケーションがネットワークの接続を行っています。それらの正常な動作や相互接続性の確保のためにデバッグは欠かせません。弊社はWiresharkの強みを生かして、パケットキャプチャを活用したプロトコルデバッグサービス(アプリケーションデバッグサービス)を行います。IoTデバイス間でつながらない、スタックするなどといった問題、御社のNW機器の接続性の問題等に対して、パケットキャプチャによるデバッグを行います。搭載している有線LAN 無線LANモジュールの検査、調査、自社のアプリケーションのデバッグをパケットから行います。なかなかわからない相互接続性の問題についても、IEEE/IETFなどの各種標準機関やチップベンダーへの問い合わせなどを行い、解決のお手伝いをいたします。弊社のプロトコルデバッグサービス(アプリケーションデバッグサービス)は「根性デバッグ」に対して、「最後の選択肢のひとつ」を提供します。
※EthernetII IEEE802.11 はもちろん、Bluetooth Zigbee LTE/GSM bitcoinをはじめとしたWiresharkにDissectorが実装されているプロトコルであれば、弊社でデバッグの対応が可能です。ぜひお問い合わせくださいませ。
もちろん、
(1)当該機器の仕様、ソースコードなどからのデバッグ
(2)各種テストケースと実証試験からのデバッグ
がデバッグにとっては重要ですが、特に仕様がおおざっぱであったりする場合や、他社製品やODMベンダ製品間はこれらの情報が少なく、「根性デバッグ」になることが少なくありません。そこで、弊社は基本的ではありますが、パケットキャプチャを活用したブラックボックステストと標準規格の参照によるデバッグを行います。
(3)パケットキャプチャによるプロトコルデバッグサービス(アプリケーションデバッグサービス)
は、(1)や(2)に比べて、実施も大変ですが、解析は「正常動作(OK)」「異常動作(NG)」や「各種設定項目を変えてのパケット」「大量のパケットを逐一調査していくため、コストと時間が非常にかかります。
そこで、弊社のWireshark連携ツール「SteelCentral PacketAnalyzer」シリーズをはじめとして、大容量パケット解析ツールを併用して、根性のパケット解析をできるだけ簡易に素早く低コストで行い、最終的にはWiresharkでの1パケット単位での原因究明へと追いかけていきます。ぜひトラブルシューティングの最後の選択肢として「パケットキャプチャによるトラブルシューティング」をご検討くださいませ。
SteelCentral PacketAnalyzerをはじめとした大容量パケット解析ツールを併用してデバッグの時間とコストを可能な限り節約します
最終的にはWiresharkで1パケット単位での原因究明を行います。
作業のイメージ
(1)守秘義務契約文章の交換
お客様/エンドユーザ様と必要に応じて守秘義務契約の締結を行います
(2)ヒアリング
お客様/エンドユーザ様とヒアリングを行い、トラブルの概要、ネットワークの環境、クライアント、端末、ネットワーク機器の情報をお伺いして、調査の準備を行います。
(3)調査(1営業日から)
現場(オフィス・工場)に調査機材(PC/有線LAN・無線LAN キャプチャ機器/スペアナ等)を持ち込まさせていただき、ルータ、FW、当該機器を含む複数個所にて1営業日(以上)のパケットキャプチャの調査を行います。
(4)分析およびレポート作成(2人日から)
取得した大容量のキャプチャファイルをSteelCentral PacketAnalyzerをはじめとした大容量パケット解析ツールを併用して時間とコストを可能な限り節約してパケットを絞り込み、最終的には1パケット単位の分析をWiresharkにて行います。
調査結果をレポートして作成します。
(5)原因究明および解決策のご報告
レポートをお客様、エンドユーザ様、協力会社様ほかに発表するとともに原因究明を行います。
解決策については、設定変更や機器構成の変更はもちろん、ファームウエアベンダーへの問い合わせや代替機器のご提案など可能な限り行います。
費用の目安
だいたい1人日30000円- 1案件90000(税抜)くらいから対応できます。
詳細はお気軽にお問い合わせ(SSL)くださいませ。