20060714  以前から気になっていたハードウエアメディアレコーダーのROCKRIDGESOUND メディアレコーダー VRX-02 (加賀電子)を導入しました。同機はPC不要でメディアに直接映像データを記録するデバイスで、記録方法は大きくASF(SD-Video)形式もしくはMP4形式に対応しており、画像サイズとフレームレートは、QVGA(15/30fps)やQCIF(15fps)が選択できるようです。実はハードウエアレコーダーは私は大好きで、過去にもインターネットビューカム、Zactiはもちろんのこと、専用レコーダーなら、なぜかナクシー形式にも対応していたザウルスのMI-E1 のオプションの MPEG4 ビデオレコーダ、CE-VR1(PC-Watch)や、ザウルスのCFに直接挿入するタイプも使っていました。また、CLIE時代には、メモリースティックレコーダーにも興味があったりと、この分野のガジェットは欠かせない存在です。

そんなに私はAV系にうるさくないので、携帯やPDAで動画がみれれば十分だし、PC資源にキャプチャカードとか導入したり、エンコーダーソフトとかインストールするのも好きでないので、ASFで十分、QCIFで十分と、インターネットビューカム時代は思っていたのですが、なんと、VRX-02はMP4形式(H.323記録)に対応してしまっていて、QVGA(30fps)と、もう十分PCで鑑賞できるレベル。少なくてもiPodやPSP、DS(あ、私出川でないし、妊娠でもないセガ信者なので、念のため)、もちろん今どきの携帯電話で再生できるのです。しかもカタカナが表示される液晶画面にソニーPSP用、任天堂DS用とプリセットされている丁寧さです。さらにPCではなくおもちゃコーナーで販売されています。。。


20060714(003) 本体は真っ黒でステルス戦闘機風とのこと(HPより)で、液晶画面のカタカナ表記がスクロールするあたりはアジアのSFチックです。で、ビデオiPodもPSPもDSも自宅にはないのですが、どうするかというと、ザウルスをはじめとしたPDAやPCで再生しようと思ってます。同機のIOとしては、メモリースティックスロットとSDスロットが用意されており、録画時間指定やタイマー録画ができるようになっています。操作は本体上部のカーソルボタンを使います。ひとまずASF形式(Vodafone 704SH用の設定プリセットか、ASFのファイン)で記録したところ、そのままザウルス SL-3200 標準の MoviePlayerで再生できました。 携帯用のプリセットですと、音声はモノラル記録なのですが、十分実用レベルです。MP4のSファインでQVGA30fpsステレオですと、容量は多少大きくなりますが、SLザウルスの方ならZPlayerでそのまま再生できました。素晴らしい。


20060714(004) 自宅には若松通商で購入した激安の2GBSDがあるのですが、認識しました!!めいいっぱいのサイズでMP4形式、Sファインで記録できます。ただし、ファイルサイズが1.9GB近くなり、ザウルスでの直接再生はNGでした。(PC上ならOK)iPodかPSPじゃないとちょっとつらいのかなあ。ザウルスをお使いの方は、やはりSD-VideoによるASF形式がおすすめです。もちろんPocketPCでもOKだと思われます。ただし、MPEG2以上じゃないと駄目とか、DVDレベルを求める方、もちろんAVうるさい人にとってはこの映像と音声クオリティは満足いかないのかもしれません。でも携帯端末やゲーム機でひまをつぶす映像としては十分だと思うので、ぜひトライしてみては。もちろんナクシー形式じゃないのでご安心を。


録画モード 画像サイズ フレームレート
Sファイン QVGA(320×240) 30フレーム
ファイン QVGA(320×240) 15フレーム
ノーマル QCIF(176×144) 15フレーム