07/21: 映画の感想とか@帰り道
いけりり@帰り道です。映画の感想など。
以下はネタバレを含みますご注意ください
スパイダーマ ン・ホームカミング
前回とりあえず事はおさまったけれども悪者化したスパイダーマンを
どんな感じでまとめていくのかなぁと思ったけれどもさすがはマーベル・DCだから
作者が複数いて今回の脚本はいわゆる日本でいうところの異世界ものですね。
おっさんピーターパーカーが優しくて素敵。しかもネイトのお母さんへの微笑みのシーンも印象的。
青年ピーターパーカーはMJっぽい子をやっぱり亡くしていて、今作はやんちゃピーターというよりも
MITおっこったみんなやMaryを亡くした自暴自棄ピーターが立ち直るストーリーですね。
こんな異世界ストーリーだからそのままMaryも生き返るとばかり思っていたのに。。。
そこは死んだままかよっ!これで今回のスパイダーマンのクアッドロジーは終了かなぁ。
また友人や世界観がリセットできたわけで、これで時間を空けてキャスト総とっかえで新作の見込。
映像表現はとっても今どきで360度カメラの俯瞰。ゲームのポータルのような表現がいっぱいで
若い(若くもないですね)ゲーム世代なら受け入られる世界観です。というドクター無敵のはず
なのに弱すぎない?しっかり爽快感のあるアクションシーンでした。
MORBIUS
こちらも量産型マーベル・DCなタイトルです。と思ったら面白いぞ。主人公の生い立ちとか、幼い頃、同じ境遇にあるMyloがいじめられてたり、アメコミと言っても暗い方のダークヒーローなディスアビリティな復讐ものなのですが、私もいじめられっ子だったので妙に共感。そんな親友Myloの大変貌が良い感じ。NYPDの刑事二人は猟奇殺人ものの映画には欠かせないエッセンスになってます。映像的には風を感じるCG演出が移動の速さの表現になっていて異能バトルものっぽい演出です。コウモリの超音波表現や熱いの苦手や光苦手がうまくはまっていて現代のドラキュラっぽいかも。全編通して出てくるチープカシオ(古いカシオのデジタル時計)が印象的に使われていて、前半は科学者の計測に、最後は待ち合わせ時間にと大活躍。監督チプカシマニアなの。ヒロインはマーベル的に次回作出演出来そう。エピローグはかなり長いので、最初のエンドロールでやめない方がいいです。ラストは服毒せずにマーベルダークヒーローチームに合流だね。