今回の手術前のお正月旅行でしたが、イタリアとドイチェの感想を。
1:ヨーロッパの人は外国人に対してデフォルトで英語を話すわけではない。
これは強く感じました。また、現地の言葉をきちんと話すときわめてスムーズにいろいろとできて便利です。ドイツ語をちょっとだけ知っていたことで、かなりドイツ滞在は楽しかったです。学校で習ったころは、ドイチェってなんで品詞に男性や女性があったり、数字が異常なくらい難しかったりするのかなあと文法に嫌気がしていたのですが、ちょっとNHKの講座とか見てみようかなあという気持ちになりました。

2:イタリアは単純に危ないかも。
夜の到着というところもあったのですが、ミラノのマルペンサ空港のインフォメーションにはじまり、タクシー、マルペンサエクスプレスでの脅迫、街中での至るところでのナンパ?をはじめ、イタリアは安心できなかったです。ドイツだと、周囲に人がいれば注意する雰囲気なのですが、イタリアは違います。ひとり旅行が好きな方はご注意を。イタリアではクラウンプラザホテルが唯一ほっとした感じでした。

3:イタリアは女性向きかも。
街中でのナンパ?や空港のにいちゃん、アルタリアの客室乗務員に始まってイタリア男性の女性に対する対応はすごいです。ちょっと目があっただけですぐにウインクだよ。慣れません。やはりラテン系ってこうなのでしょうか。しかも、ミラノとかは、有名ブランドのお店やメーカーがいっぱいで、おばちゃんが買いまくり状態でした。現地の女性もひらひらの洋服やアクセサリーが多めのような気がします。
一方ドイツはおばちゃんファッションが金髪を真っ赤に染めたり、丸刈りに近いスーパーショートの人が多かったり、若い女性もあんまし化粧とかしている人が少なく対照的でした。

4:こんどイタリアでいきたいところ
きっとドオモオとか、もろに観光スポットにいったから脅迫などといった経験をしたのかもしれません。運もあるのかも。こんどはマテネッロなど、フェラーリの工場やモデナのサーキットはみてみたいです。また、歴史的な建造物や美術も多く、せっかく「ガンスリンガガール」や「マリみて」で予習しているのに、ローマは空港のみになってしまったので、こんどは(ちょっとだけ)行きたいです。

5:ドイツはナカーマ
ドイツは合理的なイメージがあるのですが、実際にそう思いました。外国人排斥というのも少なくともハノーファとかではなかったです。共感する部分も多く、過去にも森鴎外をはじめいろんな日本人が留学にいったり、同盟を組んだのも分かる気がします。適当なイタリアの人々に対して、子供から大人まで、男女関わらず見知らぬ人への対応や社会マナーなどがしっかりしていて民度が高いなあと思いました。(北ドイツ限定)あとドイチェが少し話せれば、みんなやさしいです。ホテルでお世話になった人がチュースっていってくれたり、また、ルフトハンザの人も一緒に走ってくれたりとうれしかったです。
また、ロンドンで感じた明らかな疎外感はドイツではしませんでした。そもそも、アジアの人がハノーファではほとんど見かけなかったこともあります。ほとんどが金髪の人で背が高いのですが、たまに東欧やトルコ風の方がいても、全然や差別的な感じはしなかったです。

6:今度ドイチェでいきたいところ
今回はハノーファという見本市の都市で観光やカンファレンスの街でしたが、今度は無難なフランクフルトやミュンヘンはもちろん、ちょっと怖いけれどもポツダムやベルリンにもいってみたいです。あと単純に南ドイツやオーストリア、スイス付近もよさそう。