10/30: 映画の感想など
いけりり@映画の感想戦です。
例によってネタバレ注意です
spoiler alert
ELVIS
エルビスプレイスリーの伝記的映画です。どちらかというとエルビスのマネージャーというか、専属プロモーターは悪いという視点で作ってます。大佐でなくてオランダで戸籍不明、サーカス的なスノーマンっぽい書き方です。エルビスさんとプロモーターの関係やお金周りの色々を全然知らないので、ちょっと話が見えないところがありましたが、ハウンドドッグ、ソウルミュージックからエルビスが生まれてきたことは了解。キング牧師やケネディなど政治的な側面も多い感じです。最後の方の事故や晩年の記述なしですが、本人をそもそもあまり知らない世代なので、うーん。60点でしょうか?
ドクターインマルチバース
アベンジャーズは今回はドクターが主役ですが、一応みんな出てきます。今回の敵はウィッチです。
原作を企業が持つと、脚本はその時その時のいろんな人が来てて、今作はもうマルチバースだから良くねと
本当にヤケクソ気味というか、前後のつながりや恋人から宿敵まで全部リセットsてやり放題です。
これから並行世界って言えば、何作でも作れてしまいそう。しかしながら、映像は素晴らしく
ドクターとマルチバース能力を持つアメリカが吹っ飛ばされて様々な並行世界を駆け抜けていく映像は一見の価値あり。
70点というところでしょうか
バズ・ライトイヤー
ピクサーのトイズから続くCGもの。バズが主役です。とにかくニャンコロボ可愛いい。
さらにはR3D2みたいなことから、脱出支援に計算にと大活躍。ねこCGはモデルも素晴らしいです。
メインストーリーはウラシマ現象に、相対性理論にSFがしっかりしている印象です。
失敗してもいいんだよ。後悔してもまたやり直せばいいんだよ。っていうメッセージが骨太です。
観測した世界を自分だけならチャラにできるけれども、そこを過ごした家族・友人・世界は
圧倒的な事実であり、無かったことにはできないというストーリーは嫌いじゃないです。
ピクサーディズニーな定番のCG通って思いましたが70点
ジュラシックワールドドミネーション
もう何作も作っているから伏線回収だけで忙しすぎる感じです。
とにかく登場人物を過去作全部から持ってきたから群像劇になっていて、
本作からでも見れますが、一連の作品見てないとイマイチかもしれません。
また新キャラを含めて、登場人物が多すぎる上に全員に見せ場を用意してて
無理やり感があります。ただ、圧倒的なSFXと技術力アップしたCGはすごいです。
1984との接続をドローンにしたりとか。システムのネタも踏襲してます。
あとスピルバーグだからか、敵組織がなんだか愛らしいというか、別に悪くないのです。
相手組織もいい人がいっぱいです。敵ボスも憎めない感じでした。65点